野に居るべし

ほぼメモ帳

妥当な行く末

会社の忘年会とは別に部の忘年会の幹事をしなくてはいけないんですが、

同じ部の同期と一緒にするのが習わしです。

二人の仲はというと、表面上はどちらも普通にしていますが、特段会話もなく、最近はすれ違った時にも反応を示さないときだってあります。

私は死んでいる風で過ごしていますが、彼は喫煙室に行き、お偉いさんがたとたばこを吸うほど、とても熱心な会社員なようです。

そんな彼と夏前から忘年会の計画をしているわけですが、まあ合いません。

部では貸し切りのお店をとるのですが、それはお店自体を貸切るのではなく、まあ完全個室をとればいいと思っていた私に対し、お店自体を貸切るのが当たり前と思っている彼はとても自信をもって私を説き伏せていました。

先輩に確認しようと言っても、「いや、大丈夫だよ。そういうことだよ貸し切りって」

と返され、自信がない私はそこで死んでしまいました。

 

結局、お店自体を貸し切れるところを探しに探し、結局見つからずに、だいぶ遅れて先輩に聞いたところ、「え、個室でだめなの?」と言われ、ああ、、、、

 

それを聞いて彼の元に戻った瞬間、彼が「あ、もうお店見つけたよ。」

聞きに行くといって、その間に勝手に決まっていたようです。

 

彼が見つけてくれたお店のレイアウトを考えなければなりません。

お店に下見に行きました。

ソファーの席とテーブル席があり、レイアウトはお店の人に相談しながら決める必要がありそうだと思いました。

とりあえず、ソファーの席とかは動かないで固定だから、動かせるものとそうでないものを分けて配置考えないといけないなあと思いました。

 

彼は「ああ、もうこれでいいんじゃない? だってあそこでできるでしょ。あの席普通に動くと思うよ!動く動く。」

お店の人と相談しようといいましたが、「いやあ、別にいいよ。お店の人も忙しいだろうし。」

 

はい。

部忘年会がいよいよ迫ってきました。

最終レイアウトを絶対今日決めなければいけません。ので、お店に確認に行きました。

「ソファーの席は固定なので。」

 

はい。

もうあとはないので、決めるとこはっきり決めとかないとと私がいくつか質問しようとしたところ、

少しキレ気味で「え、まだ何かある?何か質問しないといけないことあるの?もう出た方がよくない?お店の人にも迷惑だろうし。」

 

はあ。絶句。

もう人と関わりたくない。

二人がどんなやり取りをしていたのかを知るのは二人だけ。

それ以外の人は、新人としてまとめてみます。

どちらかというと、周りからの印象が悪いのは私。

気になっていて、それを言わなかったので、ただそのまま進んでしまっただけ。

私はSEに一番向いていないだろう。

私から身をひこう。

この場所から、周りの人から。

彼は気づいていなかっただけで、たぶんやる気はあった。

それだけで、彼はたぶんこれからもやっていけるでしょ。

私も疲れるし、誰も得しないから、やっぱりここから早くでたい。

あと、会社全体の忘年会で一人ネタをする気が完全に失せた。

何で200人くらいの前で、複数人いる新人のうち、私だけ一人だけでやらないといけないのか。