野に居るべし

ほぼメモ帳

そういうことか

最近よくいく定食屋に今日も夜ご飯を食べに行った。

先日遅くに行ってしまうと人が増えすぎて注文してからだいぶ待たなければいけないことを学んだから、今日は早めに行った。

 

すると、いつもカウンター席には独り身の人が座ってるんだけど、今日はカップルらしき男女が座っていた。

 

待ってる最中に店員さんとの話しぶりでわかったのが、近くにある大学を卒業した学生であるということ、以前はおそらく頻繁に通っていたということ。

そして、おそらく私と同年代であること。

卒業してからの話が結構身近な感じで話していたから、おそらく私と同級生くらいの年だ。

で、話を聞いていてその人は、今は実家にいて、実家があるものを養殖していて、それを手伝う形で働いているらしい。

「冬は寒くて、仕事ができないから、実質120連休くらいっすよ!まじで勝ち組っすよ!」

といった感じで話していた。

さらに、結婚式には〇〇は来てくれなかったみたいなことを言っていたので、おそらく隣にいた女性はお嫁さんである。

まああくまで事実はわからないけれど。

 

「あーーーそういうことか」って思う。

今の私は、これまでの私から成り立っていて、その隣にいるしゃべっている同年代の青年もそれまでの彼で成り立っている。

 

今の自分をえぐってくるような素晴らしい幸せな話をきいて、ちょっとは居心地が悪かったけれど、今日はなんかいつもと違って、認識を改めてみた。

 

いつもであれば、「やっぱり、持ってる人はとことんもってるし、そういう人は余裕があるから、どんどんうまくいく。でも私みたいな、、、」

なんて風に考えるだけだったかもしれない。

 

でも今日は、そいつが持ってるものじゃなくて、でもその人が持ってなくて私がもっているものを考えてみた。

こういう人が持っていなくて、私の方がもっているもの。

自分が持っていないものにこれまで注目して、それも欲しい、これも欲しい。でもそんなことはできない、、、

っていうスパイラルを自分の中で作っていただけだったけど、

私だって、私も持っている

そういう風に思おうとしていることはいい傾向だと思う。

特にこれからは、周囲のことよりも、もっと自分の欲とか、考えに純粋でありたい。

 

メニューが近くになくて、結局頼んだ記憶があるメニューを頼むという妥協をしたけど、まあ安いメニューで、そこそこ今日の腹には合っていた。