図書館に行って本を3冊借りてきて、この週末はこもって本や映画を浴びようと決めた。
そして今日はまず、映画「ポエトリーエンジェル」を観ました。
実家の梅農家で働く青年は、つまらない農家仕事に飽き飽きしながらも、自分の妄想は肥大していく。
片腕が草刈り機になり、愛する人を本気で抱きしめるとその草刈り機で傷つけてしまう。
そんな妄想をしながら、ひょんなことから「詩のボクシング」教室にはいることに、、、
一方、高校生でボクシングを続けている女子高生は、同じようにある悩みを抱えていた。
2人が「詩のボクシング」を通して、悩みと向き合っていく、、、という話。
こちらも曲がきっかけで興味を持っていました。
Mrs.GreenAppleの「soFt-dRink」
すごく好きな曲。
最近のアマゾンプライムはストライクゾーンに入る映画が多い気がする。
主人公の青年と自分を重ねてしまい、実家で生きている自分にも色々言葉をなげかけられてるように観てしまった。
主人公は岡山天音、女子高生は武田玲奈が演じている。
序盤の詩のかけあいで、崩壊している詩を自陣がなげているシーンが過度に悲惨に感じたけど、後半のシーンとつながっていく様を見て、すごいなと思った。
詩のボクシング教室で出会った甚次郎さんには、目の良くない妻がいて、その妻に景色を朗読しているシーンがあった。
ここにすごく衝撃を覚えた。
普通といわれることは誰かにとっては普通ではないし、それに気づきくことすらも難しい。
絶景と言われる景色に足を運んで、自分の目で見ることは確かに美しい。
でもそれと同じように、目の前の自然を言葉で描写することは美しいが、難しい。
日本の言葉はたくさんあるし、知らない言葉が山ほどあるが、そういう言葉たちを使ってできる描写はとても綺麗だろうなと改めて思った。