近所の子供が遊んでる声が窓から飛び込んでくる中、土曜日2つ目の映画を観た。
14歳の少年ダニエルが、転校してきた少年テオと一緒に簡易なキャンピングカーを作って、逃避行を実行する。
親や友達、今いる場所からとりあえず抜け出そうぜといった感じ。
ストレートな表現というよりは比喩的な表現であったり、ウィットに富んだジョークだったりというものが多くて、落ち着いて観れる映画だった。
単にハチャメチャなだけじゃなく、冷静に自分を振り返ってみたりする少年2人にはとても好感が持てるし、すごい俳優だなと思った。
途中、バリカンで頭髪を1本直線に沿って、落ち武者みたいに髪を分けるシーンがあって、この役者すごいなと。
変に嫌な余韻もなかった。
少年が「僕くらいの年だったら男の子よりも女の子は頭がいいんだよ。」といった表現がすごく達観してるなと思った。