野に居るべし

ほぼメモ帳

入学式はなくなり、授業もオンラインになった

なんとか大学院に入ることはできて、引っ越しも完了した。

 

当初は寮に住むつもりだったけど、審査に通らなかった。

 

近年志望者が増えているのと、社会人だったこともあってだと思う。

 

寮が安すぎるのでそこをモチベーションにしていたのだけど、さっそくそこが絶たれてからなんとか物件探して、ここまで来た。

 

 

入学式は結局コロナの影響でなくなった。

 

スーツを着る必要がなくなったので、別にショックはなかった。

 

ただ、最初の授業がオンラインに決まったということで、少しショックを感じた。

 

もちろん、状勢を見ればこうなるのはしょうがないのだが、どうしようもない無念さがある。

 

なんとかここまで切符をつかんで、やっとここからまた再スタートを切ろうとするときに、こんな形でくじかれてしまう。

 

大学院は通常研究をする場であるが、ここは特殊で入ってから鍛えるスタンスも持ち合わせており、いろんな人を受け入れている。

 

そこに惹かれてきたが、最初の重要な授業をただ黙々とアパートの一室で受けることになってしまった。

 

たしかに講義だけならオンラインで十分かもしれないが、人とのかかわりを増やすことは確実にできないし、ましてや寮でもないので誰ともすれ違わない。

 

専門外ということもあるので、自分だけで解釈していると確実に誤解してしまうし、ほかの人とのやり取りで気づくことも手続きとかのことでもそういうことがあるので、うっかりしがちな私にとってこの状況は非常につらい。

 

一歩進むごとにたくさんの石が散弾のように降りかかってくるようにここ数年感じる。

 

そして、院生活以外で最も重要なのが就職。

 

順調にいけば2年で卒業するけど、この1年で勉強・研究して、来年からは2年目になるが就活がある。

 

この状況は非常によくない。

 

世界的な不景気で、この先の見通しもどうなるかわからない。

 

確実に厳しくなることは間違いない。

 

それを考えて、1年余分に残ることを考えている人もいるようだが、ただでさえ1度就職してから、ここにくるためにさらに1年使っているので、あまり悠長にはしていられない。

 

そしてお金もない。

 

3年間院生でいることはおそらく無理だろう。

 

これを選択したことに後悔は全くしていないが、どうしてこうも壁が立ちはだかるのだろう。