オンラインで通話をしようと誘ってくれる機会が2度あった。
先日、ぽんぽこ24を見ながら、友達と一緒に通話をつなげたままだらだとした時間を過ごした。
もちろん、相手は私が大学院に行っているていで話をしてくる。
答えられないし、その話をしたくない。
そして日曜の夜、地元を離れる直前にあった友人からオンラインの誘いがあっていた。
人数合わせだとはわかってはいるけれど、中学生くらいのときにはとても仲が良かった人だ。
もう一人も中学生。
二人にも、私がこれから大学院を卒業するんだろうという感じで話をしてくる。
それは当たり前だ。
ただ、まだ言えないし、言いたくないだけだ。
周りでちゃんと働いている人、働けている人が普通にいて、自分にはそれができていない。
学ぼうとして学問の道を再び歩もうと思っても、歩むための靴を持っていなかった。
どうしようもないと、ただ時間を浪費している。
早く決めたいのはもちろん、ただまた焦って決めても、結局はどんずまり。
地道にできることをやっていくしかない。それはわかっているはずなのに、どうしようもなさでおおわれている。
どうしよう、どうすればいい、もうだめだとか、そんな言葉を反芻しながら、夜を迎える。
何も前に進んでいない。みんなは前を向いて歩いている、そういう風に見える。
自分はいつまでたってもその場にすら立つことができていない感がする。