野に居るべし

ほぼメモ帳

「嫌われる勇気」を今更読んで

「嫌われる勇気」 を読みました.

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

2年ほど前に、アルバイト前の時間にふらっと立ち寄った本屋さんでこの表紙が目に入り、即購入してから読んだのですが、その時はあまり自分の中に染みこんではきませんでした.

 

 

それから家のどこかにしまったまま、探してもみつかりませんでした.

 

そして最近、続編に当たる「幸せになる勇気」を読みました.

 

すると書いてある文章がすっと入ってきて、ここ数年の対人関係の問題についての答えを掴めそうな気がしてきました.

 

それから、前作の本を探して読んでみました.

2年前に読んだ時には、 「どうしてこのようなひねくれた考えを」 と思った記憶があります.

しかし今読んでみると、

 

私がここ数年で「変わりたい」とは思っていても、結局変えることができないままでいる対人関係について、原因を探してばかりいたのかもしれないと気づきました.

 

「私は、これまでの人生の中で周囲の人とうまく馴染めないことがあった.」

 

だから今、周りの人とうまく付き合うことに自信が持てない.

 

だから、人の前でひどく汗がでてきて、しゃべり方も自然ではなくなってしまう.

どうすればこの悩みを解決できるのか?

 

こんな風に今までは考えていました.

 

 

しかし、この本のなかでアドラー心理学では違う見方をするというのです.

例えば、

 

「人に嫌われるのがこわい」という不安があります.

 

人に嫌われるのを恐れているのです.

 

そして、人に嫌われないようにするためには、人とかかわらないようにすればいい.

 

つまり、

 

「人に嫌われないように」 という目的を達成するために、

人とかかわらないようにしている.

人前で緊張する自分を自分で作り出している.

 

私が今まで考えていたこととは逆の発想です.

 

私はとても衝撃を感じました.数年前とは価値観が変わっているとは思いますが、この点に気づくことができたのは大きな発見だと感じます.

 

目的を達成しようと自分でやっていることなのかもしれない と思い始めたら、

 

自分の意志で変えることができる のでは?

と考えることができるようになりました.

 

 

 理学療法士の転職紹介なら【マイナビ医療介護のお仕事】

セットでお得!日本旅行の「新幹線+宿泊」セットプラン  

お得なJR+宿プランはこちらから!