野に居るべし

ほぼメモ帳

過剰な一般化という自分のレンズを外す

私達はいつも、自分のもっているレンズを通して世界を見ています.

 

強引な例えですが、新しい物を積極的に受け入れる環境で育った人と、新しい物を簡単には取り込まない閉鎖的な環境で育った人とでは、その人の持つレンズには違いが生じます.

 

生まれた場所やその人が関わってきた環境によって、人が持つ レンズ=世界の見方 は変わってきます.

 

しかし、自分のレンズだけで物事を見ていては、うまく行かないことや、異なる考え方に苛々してしまうことにつながってしまいます.

 

私自信、周囲の人とうまく行っていません.

 

それはまだ、自分の持っているレンズだけを通して世界を見ているからです.

 

自分自身に対するレンズも変える必要があります.

 

例えば、何か失敗をしてしまった時、

 

「あーー.だから私はダメな人間なんだ.」

「いつも失敗してばかりだなあー」

 

と考えがちな人も多いと思います.

 

しかし、そもそも失敗ばかりしている人は絶対にいません.

 

何をするにしても、普通にこなせたことや、成功した部分が必ずあります.

 

そこに注目するようにするのです.

 

いっぱい起こったことの中から、わざわざ失敗した部分をひっぱってきて、そこが全てであるように捉える必要はありません.

 

明るい人というのは、このやりとりが自分なりにできている人なんだと思います.

 

失敗を棚に上げるとかではなく、物事に対する考え方を根本的に”あるもの”・”もっているもの”に目を向ける.

 

そして、 ”これからどうするか” という点についてだけ考えていく.

 

気にしすぎる人というのは、反応しすぎてしまっている人です.

 

うまい具合に反応しないように、少しずつでも過剰な一般化というレンズを外していきましょう.