野に居るべし

ほぼメモ帳

米澤穂信「ふたりの距離の概算」を読んだ。

皆さんこんにちは。

 

米澤穂信ふたりの距離の概算」を読みました。

 

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

ふたりの距離の概算 (角川文庫)

 

 

 

こちらは、「氷菓」で有名な古典部シリーズの第5作?(間違ってたらすいません。)の作品で、2年生になった折木奉太郎千反田える福部里志、井原摩耶花などのいつものメンバーに加え、新入部員になろうとする大日向友子を入れたメンバーでストーリーが進んでいきます。

 

これまで古典部シリーズはアニメでは見ていて、小説の方では何冊か読んだくらいだったのですが、改めて文章で読んでいて文章の使い方が本当に秀逸だなと思いながら読んでいました。

 

対句というか、1つ文章が流れたらそれに沿うように別の角度から後を追って文章が流れていく感じがとても好きで、こんな風に会話ができたらすごい趣がある生活だろうなと感じています。(何を言っているのかわからない。)

 

アニメももちろん面白いですが、やはり小説では本当の古典部シリーズの良さを体感できるなと改めて思いました。