オーストラリアの医師が書いた本の翻訳版。
海外の人を診てきたということで、状況としては日本人でも当てはまることも多いと思うけど、海外の人と自分とでは重なることがあんまりない部分の方が大きかった。
こういう人もいたとか、こういう人にこういうアドバイスをやったということがたくさん書かれていた。
覚えていることは2つだけ。
恐怖⇒不安⇒恐怖というように、起こった出来事に対して自分が過剰に反応してしまうことによって、さらに悪い結果をもたらしてしまうことが多いということ。
自分の体や心の反応という"症状"が起きてしまうことに過度に不安を持ちすぎると、さらに悪化させてしまう。
あとは、恐怖や不安はふわっと浮かんで通り過ぎるというフレーズ。
具体的にはよくわからなかったが、瞑想のような感じかな。
意識的にネガティブなことを考えたりすることは止めて、自分の状態が落ち着くのをじっと待つ。
結構厚めの本だったけど、症例というか、同じことがたくさん書かれていた気がする。