みなさんこんにちは。
最近タイトルの本を読みました。
ジブリアニメにはたくさんの都市伝説がささやかれていますね。
ト○ロは死神だとか、○○の実際の事件をもとにされてつくられているとか...
まあ都市伝説は好きなのですが、この本の内容はちょっとそれとは違いました。
難しい言葉がたくさんでてきて、全く理解できなかったのですが、宮崎駿の作るアニメーションには、たくさんの思想的な要素が含まれているんだなと感じることができました。
ジブリアニメでは、単にストーリーをみると人間のここ数百年の環境破壊について問題を投げかけるようなメッセージを投げているのかなとこれまでは思っていました。
しかしこの本の筆者は、宮崎駿という人物は人間が大昔に武器を手にし、火を扱うようになり、森に入った瞬間からの人間と地球という壮大な時間について訴えていると言います。
そして、0からすべてのアニメーションが作られているというわけではなく、元となる作品のシーンや逸話がたくさんあり、それを思想の表現手法として複雑に混ぜられながら創造された作品なのだそうです。
これまでは単に絵がきれいだとか、音楽が好きだとか、表面上のことしか見ていませんでした。
実際にそれで好きになることが悪いことだとかは今でも思っていません。
しかし、ひきつける裏にはそれだけのメッセージと、仕掛けがたくさんあるのかなと思いました。
何を言っているのかわからない部分がたくさんありましたが、読んでよかった本です。