野に居るべし

ほぼメモ帳

人生で初めて、友人の結婚式に参加した

人生で初めて友達の結婚式に参加した。

 LINEで結婚報告が来た時にはすぐさま返事をしたんだけど、その後の招待状が届いた後、ポストをちゃんと確認してなかったせいで返事がギリギリになってしまったことは本当に申し訳ないと思ってる。

結婚式の前にはベストを買いに行ったりスーツを実家に取りに戻ったりした。

ちょっとめんどくさい準備などは確かにあったが、今日行ってみて本当におめでとうという祝福の思いでいっぱいだった。 

それもこれもその友人の実直な性格ゆえだと思う。

 親友というには少し距離ができてしまったが、中学生の頃は特にたくさん一緒に遊んでいた。

遊んでいたというよりかは、何回も遊びに誘われても断り続けていた自分を何回も誘う人で、少し強引に思っていたが内気な自分にとってはそういう友達が必要だったんだろうと今では思う。

 自分よりも力が強い人でちょっと強引なところも多かったが、とにかく面白いと思う人物だった。

高校以降は関わりが少なくなっていったが、それでもたまに連絡をもらったりして年末に少しだけ飲んだりしていた。

 自分を誘ってくれる数少ない友人の一人だった。

小さい頃に比べると関係性は大きく変わってしまったが、今回その友人の結婚式に参加して本当に良かったと思うし、幸せになって行って欲しいと思う。

 2次会は欠席で返事をしていたけど、他の友達とかにも誘われて少し迷いが生じた。

 誘ってくれるのは本当に嬉しかった。 

けど、いい友達だったという思い出にしたかったからパッと帰ってきた。

名残惜しさは確かにある。

比較的仲のいいと言える人間たち、悪い人間だと思うことがない友達の存在を実感できたと同時に、その期待を期待のままにしたいとも思った。

これはここ最近自分が必要以上に思ってしまうマイナス思考の一つなのかもしれない。

いろんな場所から同級生がわざわざここに集まって話せる機会っていうのは、もう今後はないかもしれない。 

それに悲しさを覚えられることができて、久しぶりにここ10年くらい感じることがなかった感情に気づけた。

みんないろんなところにいて、前聞いたこととは違う仕事に変わってる人も多かった。

 普段自分の周りにいる人間だけと話したり聞いたりしていたときとは、違う世界があった。

みんなすごい、それに良い人が多い、だからみんなそれぞれの場所で幸せになってほしい。