久しぶりに友達と会った。2人来て1人が2ヶ月ぶり、もう1人は4ヶ月ぶりくらいだったかな。食事を一緒にしながら、その後お祭りを鑑賞して、その後カフェに入った。初めて入るカフェでマスター1人と他のお客さんは誰もいなかった。最初入る時ちょっと怖かったけど、雰囲気は割と好きな方だった。結構独特なマスターで、メニューはあるけど、メニューは見なくていいっていう風に言われた。どういうものを飲みたいかを伝えて、それを直接アレンジして作るらしい。「メニュー何で置いてあるの？」ってちょっと思った。頼んだのはアイスコーヒーで甘めのを頼んだ。他の2人もそれぞれ注文して、出てくるコーヒーはそれぞれ違っていた。
最近は毎日コーヒーを電動ミルで挽いてから飲んでるから、どういうコーヒーが出てくるのかちょっと楽しみだった。甘くてちょっとミルク感が強めのコーヒーで、美味しかったけれど、自分の舌が肥えてなかったせいであんまり違いというのがわからなかった。これからもっとコーヒーをたくさん飲んで行って自分の舌を肥やしてからまた行きたいな。いや、でも結構入りやすいカフェだったからまた近いうちに1人でもまた違う人とでも近くに寄ったら行ってみたい。
久々に会った友達とは他愛ない話をした。自分の場合は特にあんまり変わったところがない、というわけでもないけれど、あんまり自分の話をしないから基本的には友達の話を聞いていた。
友達は2人とも公務員だから、公務員トークみたいな話が弾むと自分は全くわからない。これは大学卒業してからもうずっとこうだけど、やっぱり地方で生きていくとこういうこともある。大学を卒業した同級生は大半が地元だと公務員になってるから、あんまり話が合わないというか合わせるのがめんどくさいと思うし、それで関係も疎遠になってる部分がある。今回友達の話を聞いたりしていて思ったのは、やっぱりこれくらいの距離感がベストなんだなということだ。もともと大学の時もあんまりベタベタしてはいなかったから、ある程度ドライな距離を保っていた方がお互いにいい感じのままいれると思う。
問題は自分のコミュニティの少なさだ。他の2人は仕事先であったり、地元の人とか同級生とかいろんなつながりを割と持ってる。公務員という立場上、いろんな組織だったり人間関係を築かなければいけないという場面が多くあって、彼らは割とそれが自然とできている。一方自分は全くそういうことができていない。仕事でも全く人間関係を築くことができない、というか現状はリモートワークが中心だからほぼ無理。もちろんリモートじゃなかったとしてもかなり厳しかったと思う。友達を作りたいと思ったことは以前からもあるけれど、多分自分にはできないことなんだと思う。自分が苦手なことの一つが接客業みたいなことと、友達を積極的に作ること。そういうことを考えるとやっぱりむやみやたらに友達作らなきゃって思うような思考は自分にとって良くないことだと思った。友達は最近会う時に投資の話を度々してくる。もちろんお金のこととかだけではなくて健康とかそういうことの話も含めて。友達の一人はかなり健康に対して意識が高く、はっきりとは言わないまでも将来のこととかを真剣に考えているような節がある。一方で、将来のことについて全く考える余裕がない自分に対して、少し上から目線に喋っているように勝手に感じてしまうことがある。勝手に感じてしまうというのははっきりと本人から直接的な言葉を受け取ったわけじゃなくて、自分がそういう風に受け取ってしまうことが多いから。
自分にネガティブな部分があるし、実際経済的な面では厳しい状況にいるから、考えないとなと自分でも思ってはいる。休息を今日は取れたかと考えた時、久々に友達と会えて楽しかったし、いつもと違う体験ができたという面ではいい休息ができたと思う。一方で負の要素というか、今の自分ではダメかもしれないという風に思ってしまうことが、いいことか悪いことかっていうのが正直よくわからない。人と繋がりを持つということは結局そういう部分も受け入れて、自分の変化につながることだと思う。そういうことを全て切ってしまうというのが今までの自分だった。友達の考えとか意見とか生活とか仕事とかそういうものをリスペクトしながら、ただ自分でも日々の仕事をやっていたり、仕事の中で工夫しているところ、友達とは違う生活で苦しんでいるところ、それを乗り越えて行ってるところ、自分にも辛いことはもちろんたくさんあって、それを何とか一人で耐え抜いて生きているところ。自分のできているところややっているところにもちゃんと目を向けつつ、友達という人間も受け入れる、それが多分人間関係を築いていくことだと思った。0か100とか極端な思考をこれまではしがちだったから、受け止め方についてもう少しメタ的な考えを持てるようになりたい。
